
これまでは、学校健診で「C判定」と言われたときの対応から始まり、子どものメガネは本当に必要なのか、フレームやレンズの選び方など、お子さまに合ったメガネを作るまでの流れを
ご紹介してきました。
しかし、実際にはメガネは作って終わりではありません。
保護者の方から意外と多くいただくのが、
「せっかく作ったのに掛けてくれない…」
「すぐ外してしまうんです。」
というご相談です。
毎日使ってほしいと思っているからこそ、「無理にでも掛けさせた方がいいのかな?」と
悩まれる方も少なくありません。
ここでは、子どもがメガネを嫌がるときに考えられる理由と、その対処法について
ご紹介します。

子どもがメガネを嫌がる理由
子どもがメガネを嫌がる理由は、一つではありません。
例えば、
・初めてのメガネで違和感がある
・鼻や耳が痛い
・メガネがずり落ちる
・見え方が急に変わって戸惑っている
・見た目が気になる
・お友達の反応が気になる
など、さまざまな理由が考えられます。
また、小さなお子さまは「痛い」「見えにくい」といった違和感をうまく言葉で伝えられないこともあります。

「嫌がる」の裏には理由が隠れている ことも
例えば、
・メガネを何度も触る
・鼻をこする
・頭を振る掛けてもすぐ外してしまう
このような様子が見られる場合は、「メガネが嫌い」というよりも、何か違和感を感じている
サインかもしれません。
特に多いのが、鼻パッドが当たって痛い耳の後ろがきついメガネがずり落ちるといった掛け具合の問題です。
まず確認したいのは掛け具合
子どもの顔は成長が早く、数か月でも掛かり方が変わることがあります。
さらに、
・元気に遊ぶ
・転ぶ
・ランドセルを背負う
といった日常生活でもフレームは少しずつ変形していきます。
購入したときはぴったりでも、いつの間にか掛け心地が変わっていることは珍しくありません。
違和感があるままでは、メガネを嫌がってしまうのも自然なことです。

見え方に原因がある場合も
掛け具合だけでなく、見え方に慣れていないことが原因の場合もあります。
新しい度数に慣れる途中だったり、左右の見え方の違いに戸惑ったりして、
「なんとなく掛けたくない」と感じることもあります。
眼科から常用の指示が出ている場合は、その指示に従って装用することが大切です。
もし違和感が長く続くようであれば、眼科へ相談しましょう。

焦らず、少しずつ慣れていくことも大切
保護者の方が焦ってしまうと、その気持ちは子どもにも伝わります。
「今日は掛けられたね」
「似合ってるね」
そんな前向きな声掛けを続けることで、メガネが少しずつ生活の一部になっていくお子さまも
たくさんいます。
眼鏡店でできること
子どものメガネは、作った後のサポートも大切です。
・掛け具合の調整
・鼻パッドやテンプルの調整
・フレームのゆがみ確認
・成長に合わせたサイズのチェック
こうしたメンテナンスによって、快適に掛けられるようになることも少なくありません。
「最近メガネを嫌がるようになった」そんなときは、一度掛け具合を確認してみることを
おすすめします。

まとめ
子どもがメガネを嫌がると、「メガネが嫌いなんだ」と思ってしまいがちです。
しかし、その背景には、掛け心地見え方子ども自身の気持ちなど、さまざまな理由が隠れていることがあります。
無理に掛けさせる前に、その原因を一つずつ確認してあげることが、お子さまが快適にメガネと
付き合っていく第一歩になります。
私たちも、メガネを作るだけでなく、その後も安心して使い続けられるようサポートしていきたいと考えています。


