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見え方の教科書こども編第2章第4回.png.png

子どもが毎日使うメガネは、大人が思っている以上にさまざまな負担がかかります。

 

学校でぶつけてしまったり、遊んでいる途中に落としてしまったり、ランドセルや荷物の下敷きになってしまったり……。

 

どれだけ大切に扱っていても、ある日突然メガネが壊れてしまうことはあります。

 

また、学校や習い事、外出先などで外したまま、どこに置いたのか分からなくなってしまうこともあるかもしれません。

 

そんなときに考えておきたいのが、予備のメガネです。

 

このコラムでは、子どものメガネに予備は必要なのか、古いメガネを予備として使えるのかなど、「もう一本」の考え方についてご紹介します。

子どものメガネは突然使えなくなることがあります

子どものメガネに多いトラブルとして、次のようなものがあります。

 

・フレームが大きく曲がった

・テンプル(つる)や丁番が壊れた

・レンズが外れた

・レンズに大きな傷がついた

・学校や外出先で紛失した

 

ネジの緩みや軽い変形であれば、眼鏡店ですぐに調整・修理できる場合もあります。

 

しかし、フレームの破損状態や必要な部品によっては、メーカーでの修理や部品の取り寄せが

必要です。

 

レンズが割れたり、大きな傷がついたりした場合には、新しいレンズを注文しなければならないこともあります。

 

そのため、メガネを預かった当日に必ず直せるとは限りません。

突然の破損、紛失.png

修理やレンズ交換には日数がかかることも

メガネが壊れたとき、「お店に持っていけばすぐに直る」と思われる方もいらっしゃるかも

しれません。

 

ところが、破損した部品の在庫がない場合や、メーカーでの修理が必要な場合には、完成までに

数日から、それ以上の日数がかかることがあります。

度付きレンズも、お子さまの度数やレンズの種類によっては在庫がなく、注文してから加工

するため、すぐにお渡しできないことがあります。

毎日メガネを使っているお子さまの場合、その間メガネがないまま学校生活を送ることに

なれば、黒板や教科書が見づらいなど、普段の生活で困る場面が出てくるかもしれません

このような「メガネを使えない期間」をできるだけ短くするために、予備のメガネが役立ちます。

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毎日メガネが必要な子ほど、予備があると安心

すべてのお子さまに、必ず予備のメガネが必要というわけではありません。

 

ただし、毎日の学校生活や日常生活でメガネを必要としているお子さまほど、使えなくなったときの影響は大きくなります。

 

特に、

 

・メガネがないと黒板や教科書が見づらい

・学校や習い事で長時間メガネを使っている

・活発に体を動かす機会が多い

・過去にメガネを壊したり、なくしたりしたことがある

 

修理中に代わりとして使えるメガネがないといった場合には、予備の一本を用意しておくと安心です。

 

旅行や帰省など、すぐにいつもの眼鏡店へ行けない場面でも、予備があれば急なトラブルに対応

しやすくなります。

予備があると安心.png

予備なら、どんなメガネでもよいわけではありません

予備のメガネは、あくまでも「必要なときに実際に使える状態」であることが大切です。

 

度数が合っていても、サイズが合わずにずり落ちたり、フレームが大きく変形していたりすれば、

予備として十分に役立たないことがあります。

 

予備のメガネについても、

 

・現在の度数に合っているか

・お顔の幅や鼻の形に合っているか

・ずり落ちたり、傾いたりしないか

・テンプルや鼻パッドが傷んでいないか

・レンズに見え方を妨げる傷がないか

 

などを確認しておきましょう。

 

普段は保管しているメガネでも、お子さまの成長によってサイズが合わなくなることがあります。

 

いざというときに困らないよう、ときどき状態や掛かり具合を確認しておくことも大切です。

どんな眼鏡でも.png

古いメガネは予備として使える?

新しいメガネを作ったあと、それまで使っていた古いメガネを予備として残しておく方法も

あります。

 

ただし、古いメガネであれば、何でもそのまま予備にできるわけではありません。

 

予備として使える可能性があるのは、

 

・現在の処方内容と大きな違いがない

・フレームのサイズが現在も合っている

・掛け具合に大きな問題がない

・フレームやレンズに使用を妨げる傷みがない

 

といった条件を満たしている場合です。

 

一方で、お子さまの度数が変わったために新しいメガネを作った場合、古いメガネは現在の見え方に合っていない可能性があります。

 

「少し前まで使っていたから大丈夫だろう」と判断せず、予備として残せるかどうかを眼鏡店で

確認してもらいましょう。

古い眼鏡も使える?.png

度数が変わっている古いメガネは、そのまま使わない

子どもの見え方や必要な度数は、成長に伴って変化することがあります。

 

そのため、新しいメガネと古いメガネでは、レンズの度数や左右のバランスが異なっている場合があります。

 

新しいメガネが壊れたからといって、度数の異なる古いメガネを自己判断で使い続けることは

おすすめできません。

 

古いフレームの状態がよければ、現在の処方内容に合わせてレンズを交換し、予備として活用

できる場合もあります。

 

ただし、お子さまの成長によってサイズが合わなくなっていることもあるため、フレームの

掛かり具合も一緒に確認する必要があります。

予備を作る場合も、眼科の処方内容を基準に

予備のメガネであっても、度数は現在使用しているメガネと同様に、眼科の処方内容を基準に作製

することが大切です。

「予備だから少し古い度数でもよい」「短時間しか使わないから、おおよそ合っていればよい」

というものではありません。

 

特に成長期のお子さまは、前回のメガネを作ったときから見え方が変化している可能性もあります。

 

予備を新しく作る場合や、古いメガネを予備として残したい場合には、現在の処方内容とメガネの

状態を確認したうえで考えましょう。

予備のメガネも定期的に確認を

予備のメガネは、作ったまま長期間ケースに入れっぱなしになりやすいものです。

 

しかし、その間にもお子さまの顔幅や耳の位置、鼻の高さなどは少しずつ変化していきます。

 

久しぶりに掛けてみると、きつくなっていたり、反対にずり落ちやすくなっていたりすることも

あります。

 

普段使っているメガネの調整や点検を受ける際に、予備のメガネも一緒に持参すると安心です。

 

また、学校用のかばんや自宅など、どこに保管するのかを決めておき、必要なときにすぐ取り出せる状態にしておきましょう。

まとめ

子どものメガネは、思わぬ破損や紛失によって突然使えなくなることがあります。

 

修理や部品の取り寄せ、レンズ交換には日数がかかる場合があるため、毎日メガネを必要としているお子さまほど、予備の一本があると安心です。

 

ただし、予備であっても、度数やサイズ、掛かり具合が合っていることが大切です。

 

古いメガネを予備として使う場合も、現在の処方内容との違いやフレームの状態を確認

しましょう。

 

「今使っている古いメガネを予備にできるのか分からない」「新しく予備を作った方がよいのか

迷っている」という場合には、現在お使いのメガネと一緒に眼鏡店へお持ちください。

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